青面金剛の台座石 丸森町筆甫川平
青面金剛の台座石 丸森町筆甫川平

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面金剛(庚申)の台座石(巨石)の存在は、6年前の2008年あたりから人づてに聞いて知っていました。しかし、正確な場所を知っている人はいなく、独力で筆甫を訪れるたびに探してきましたがあえなく撤退することが多かったです。その理由は、自分の勘に頼って探していたことが大きいと思います。しかし、見つけられなかったことで筆甫の魅力を再認識したのも事実です。

6年後の2013年11月、懲りずに再び筆甫の川平に行ってきました。

青面金剛の台座石を求めて右折
黄色い矢印の通りに進んで行きます。
後川平のバス停が目印。
トラクターで案内
林道を進んでみても大きな石がある様子も無く来た道を引き返しました。車に戻る途中、畑で仕事をしている方がいたので、思いきって青面金剛の台座石について聞いてみました。

今までに何人か案内したんだよ。トラクターで案内すっから」と意外な展開に・・・
「この先にあっがら」と指さすOさん。

今のトラクターってかっこいい!
小川の向うにあるとのこと
小川を渡ってすぐにあるとのことで、なんとか靴を汚さず飛び越えて行ってみました。
何やら大きな石が見えてきました。
6年越しでお会いできました!
これが青面金剛(庚申)の台座石です。6年越しでお会いできました。

なぜここに青面金剛(庚申)の石碑があるのか聞きましたら、以前は人の通る道があったとのこと。今では誰も通る人はいなくて、道の痕跡すらもありません。あるのは巨石の上にある石碑だけ。
道の痕跡を探してみましたが、雑木ばかりで確認することができませんでした。もし、石碑が無ければ道であったことすらわからない状態です。
石碑の風化具合と巨石の苔が歴史を感じさせます。
右側の石碑の文字は風化して読めませんでした。
青面金剛碑(庚申)
見猿、聞か猿、言わ猿の三猿が特徴的です。
三猿の拡大。
後ろから撮影してみました。
カラスが置いたと思われる栗の実。
大きさ比較
どれくらい大きいのか比較するために、私のショルダーバッグを置いて撮影してみました。
ショルダーバッグではわかりずらいので自分も写ってみました。結構大きいのがわかります。
付近の気になる石
後川平のバス停を過ぎると三叉路があります。
その右側に、気になる石があります。人為的に置かれた感じがする石で、何のために置かれたのかはわかりません。
以前は、こんな感じでありました。そんなに大きな石ではありませんが、重量100キロ以上はあるのではないでしょうか?とにかく人の持てる重さではありません。
丸森の宝
時代が進み、人の歩いた道は無くなってしまいましたが、この青面金剛碑があることで、往時を偲ぶ事ができます。丸森の宝として大切にしていきたいですね。
Mapion
後川平バス停の道を入り、空き家を含め3軒目の向かいの休耕田を通って行くのですが、道はありません。地図を参考に何とか探してみて下さい。もしくは付近の方に聞くのが一番です。
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