神楽石 丸森町
神楽石 丸森町

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出庭大橋を渡って右折してしばらくすると、袖五郎屋敷というところに着きます。そんなに大きな石ではありませんがどこか愛嬌のある石です。

神楽石にはこのような言い伝えが残されています。

「宍戸家は、伊達家から藩境警備のために置かれた侍であった。屋敷は水沢御番所のところにあり、この時から門を建てることを許されていた。門の大きさは間口高さともに九尺五寸で、馬に乗った侍が弓を持って通れるようになっていた。火災に遇って二度も屋敷を移したが、門はその都度同じ大きさ形式で建て替え、現在の屋敷は三度目の屋敷といわれている。火災は二回とも、旧三月三日のお節句であったので、以来宍戸家では三月節句の餅つきを禁じ、今でも餅なし節句を祝っている。

この門の側に神楽石または魔除け石と呼ばれる大きな石がある。この石は、袖五郎屋敷にもたらす災いを払ってくれるといわれている。ある時、袖五郎屋敷に泥棒が入り、物を取らないうちに犬に吠えられて逃げた。それを追い掛けた犬が勢い余って石にぶつかり、その時についたという鼻の痕が残っている。

また、この石は恋の石とも呼ばれている。恋しい人を待つ間蓬の茎でこの石をつついて待つと、必ず結ばれるという。石の表面についている蟻地獄のような穴は、近郷近在の若者が逢瀬のときにつついて出来た穴だといわれている」。(ふるさとの伝説より抜粋)


色々な言い伝え・魔除け・恋愛成就なんでもござれの石、神楽石に行ってきました。

羽出庭大橋を渡り、右折してしばらくすると、袖五郎屋敷というところに着きます。屋敷の入口には立派な冠木門(かぶきもん)と獅子頭に似た石があります。

これが、魔除け・恋愛成就できるという神楽石。ありがたや〜
後ろから見たところです。
犬が見張りしているようにも見えます。
屋敷入口の冠木門(かぶきもん)
袖五郎屋敷から見た阿武隈川。さすが藩境警備のために置かれたお侍さんの屋敷だけに見晴らしは素晴らしいです。
Mapion
羽出庭大橋を渡って右折します。しばらくすると立派な木の門がある家が見えてきます。そこに神楽石があります。
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