ウバヒガン桜の道祖神 丸森町筆甫入野堂
ウバヒガン桜の道祖神 丸森町筆甫入野堂

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バヒガン桜が丸森町指定の天然記念物になったのは、昭和43年7月3日。丸森の立石と並んで有名なものの一つです。ウバヒガン桜が目的で行った私ですが、他にも興味深いものがあったので紹介したいと思います。


ウバヒガン桜見学
ウバヒガン桜と薬師堂。手前の石碑は正覚法印塚。
何百年生きてきたのでしょうか?
ウバヒガン桜の上を見るとヤドリギ(半寄生植物)が・・・
平成6年で樹齢が659年だから、平成24年で677年目?
ウバヒガン桜の横にある薬師堂。
花壇の石?
ウバヒガン桜の根元に注目すると、角張った石がたくさん並んでいるのがわかります。
こちらも整然と並んでいます。
この角張った石は、花壇の石ではありません。百庚申という庚申碑です。筆甫の他に、耕野・大張にもあります。
よく見て見ると庚申の「申」の字が彫られています。
はたして百個あるか数えてみました。
気合い入れて数えてみました。
九十九個目の庚申碑
途中猫の石像が入ります。数少ない貴重な猫の石像です。
めでたく百庚申。庚申の石碑についてはこちら
21+26+51=98

98+1(庚申碑)+1(百庚申碑)=100
ちなみにこちらは耕野の百庚申です。
道祖神発見!
霊山城の鬼門にあたることから、大蔵院医王寺が造られました。
ちょっと変わった石碑を発見!
字が彫られていないところをみると、どうやら道祖神のようです。
後ろから撮影してみました。
もしかするとこちらも道祖神の可能性が・・・
ウバヒガン桜再訪 平成25年11月21日
瑞雲寺鐘楼堂再建している大工さんが、筆甫の薬師堂を手掛けられたということもあり参拝を兼ねて訪れてみました。
百庚申が整然と並んでいます。
薬師堂を正面にして右側46個+左側52個=98個
右側の庚申碑で99個目。
左側の百庚申で100個目です。
薬師堂の裏側の石碑群。
左側は猫の石像です。
薬師堂再建
柱の色からして新しい薬師堂。
薬師堂側面。
薬師堂の裏側とウバヒガン桜。
ウバヒガン桜の根本の石を起こすと・・・・
ウバヒガン桜の根本に石が転がっていたので起こしてみると。
なんと道祖神様でした!!!
上の白い線が道祖神様であることを証明しています。
違う角度から撮影してみました。
まさか薬師堂境内に道祖神様三体存在するとは思いもしませんでした。
ウバヒガン桜は丸森の名所であると改めて思いました!
桜の巨木、新しい薬師堂、百庚申、猫の石碑、道祖神がある等、丸森おすすめのスポットであることは間違いありません!
薬師堂境内における石碑の配置
52+46=98

98+1(庚申碑)+1(百庚申碑)=100
ウバヒガン桜からの眺め
道場岩方面を眺めてみました。道場岩というのは山の名前です。常照寺の副住職さんに道場岩という岩があるのか聞いてみたところ、そのような岩は無いとのご返事でした。
ウバヒガン桜のデータ
ウバヒガン桜データ

昭和43年7月3日町指定天然記念物


地際幹回り   6.5m
目通り幹回り  5.3m
樹高       約20m
枝の広がり   約20m
(※丸森町文化財事典より 昭和63年3月31日発行)
Mapion
丸森の桜といえばまずここでしょうね。ウバヒガン桜に目をウバわれがちですが、道祖神様もよろしくお願いいたします。
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