大蔵山山堂の巨石 丸森町大張大蔵
大蔵山山堂の巨石 丸森町大張大蔵

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森町と白石市の境に大蔵山の採石場があります。ここは世界中でも大蔵山でしか産出されない石が取れる貴重な場所です。そんな大蔵山へ胸をわくわくさせながら行ってきました。大蔵山の貴重な石に関するホームページはこちら(山田石材計画HP)です。(伊達冠石物語)もおすすめです。

採石現場見学
早速採石場を見学。山田社長曰く、この崖の石は、死にゆく石の姿と言っていました。(※聞き間違っていたらすみません)
おびただしい掘り出された丸い石・石・石・・・。茶色い色がいい味を出しています。石の名前は伊達冠石。この石は世界中でも大蔵山でしか産出されない安山岩で伊達冠石の通称「泥かむり」石は地層に柱状(高さ3m弱)または玉石状に埋もれています。この石は鉄分が多く含まれいるため茶褐色の色をしています。
なぜか花崗岩の巨石がありました。(※結構大きい)
採石場を歩いていましたら、とても長い巨石(約6m位)が二つ並んでいました。この二つの石は柱状に埋もれていたものと思われます。「欲しい人がいたらいくらで売りますか?」と聞きましたら、「今のところ販売する計画はありません」とのことでした。お寺の山門にしたら本当にいいだろうなと思うくらい良い石でした。正直欲しいです。しかしお金が無い。
採石場に立っていた巨石と共に。巨石の右に見える駱駝のこぶのような山は青麻山。
ストーンサークル
このストーンサークルはもともとあったのではなく、人の手で立てられたそうです。
真ん中の舞台で楽器などの演奏会があったら最高ですね。個人的には星空を眺めてみたいです。
山堂へ
味のある山堂と彫られた看板。
山堂の屋根。空がとっても青いです。
土壁がとてもいい味を出しています。ここで産出される伊達冠石の色をイメージしたのでしょうか?どこかヨーロッパ風の雰囲気を感じさせます。
中に入ってビックリ!とても長い石が立っていました。こんな長い石初めて見ました。よく折れずに掘り出したものだと思います。お見事!ここでは音楽会・演劇・朗読や各種発表会にも利用できるそうです。山堂の建物自体が楽器のように響くようで、石と木の土などをうまく組み合わせて建てられた印象を受けました。
石の上部。
幻想的な炎。
山堂内にある長い巨石と自分。

山堂を出ると六角形の建物がありました。中に入って更にビックリ!石の本がズラリと揃っておりました。石に関する哲学・文学・宗教・鉱物・建築・庭園など多岐にわたる本があります。どんな本があるかはこちらをどうぞ ブログ晴彫雨読
大蔵山採石場からの風景
大蔵山から見た蔵王の風景。とても見晴らしのいいところですので一度見学にいらしてはいかがでしょうか?
Mapion
丸森町と白石市の境、大蔵山に山堂の巨石があります。もし見学するとしましたら、事前に電話した方が良いと思います。
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