石碑巡礼では、おもに人の手を加えられた石造物に焦点をあてて行きたいと思います。
石造物という表現は一般的でありますが、石造物というよりは
石造美術、もしくは
石造文化財と呼んでもいいくらい素晴らしいものが、この伊具郡には数多くございます。丸森町内のだけでも
約2000基に近い石造物(石碑)があり、角田市も含めるとかなりの数にのぼります。石造物の種類はきわめて多く、はっきりと分類することは難しいようです。石造物に使用された石のほとんどが、伊具郡内で産出された花崗岩ですが、明治に入ってからは稲井石(粘板岩)や大内の泥かぶり石(玄武岩)などがみられます。丸森・角田の石造物に関しましては、あまりに数が多く、私個人では、全て調査することは不可能ですので丸森町教育委員会及び角田市教育委員会で発行されました、書籍をお求めになって散策されることをお薦めいたします。なお、このHPでは、私が道を歩いて見つけた興味のある石造物に焦点をあてて紹介していきたいと思います。
旧伊具郡(丸森町・角田市)にはこれだけの巨石が存在します!丸森の巨石をはじめ、猫神、道祖神のある場所をチェックできるようにしました。 |
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