耳の神様 丸森町大内青葉
耳の神様 丸森町大内青葉

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内の青葉地区にあるセエノメエの古碑群の隣に耳の神様の祠が移動しました。
移動した理由は、耳の神様を信仰している女性の方が高齢化し、お参りしやすい場所にということでセエノメエ古碑群の隣になったそうです。(※セエノメエとは塞の前という意味)

参拝してすぐに気づくと思いますが、祠には貝殻が吊るされています。
なぜ貝殻かといいますと、耳に似ている理由から吊るしているそうです。さらに貝は耳を表しているのと同時に女性を表しており、対にするように山神と彫られた細長い石は男性を表していると地区の方は言っておりました。

耳の神様であると当時に、道祖神として祀られているセエノメエ古碑群に行ってきました。

セエノメエの古碑群と耳の神様の祠


矢印のあるところに耳の神様の祠が移動しました。
ちなみに「セエノメエ」というのは塞(さい)の前とのこと。

この道路は相馬に抜ける旧旗巻峠(昭和9年廃道)に通じております。

道祖神は別名塞の神とも呼ばれ、村の境から来る悪霊や病気を防ぐと言われています。
耳の神様が祀られている祠
祠の屋根に吊るされた白い貝殻。貝殻は耳を表していると同時に女性を表しているそうです。
祠の左にある細長い石には山神と彫られています。こちらは男性を表しているそうです。
耳の神様の祠を右側から見たところ。
祠の後ろには寄付をされた方の名前が書かれています。
祠の横には、由来が書いてあります。
耳の神様の由緒
頭頂部の肉髷や手から想像すると阿弥陀様のような感じがします。

こうしてみると複数の神様、仏様が祀られている祠というのも珍しいのではないかと思います。
猫神様もいますので一度訪れてはいかがでしょうか?
Mapion
青葉温泉の近くにあります。
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