鎧石・武士渕 丸森町筆甫
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武
士が鎧を掛けたという鎧石。そして身を投げたと言う武士渕。どのような場所なのか以前より興味がありました。
●
ふるさとの伝説
によれば
「武士渕(さむらいぶち) 上区から松坂峠に行く途中に、川幅が十メートル位、長さが百メートル位の一面花崗岩でできている川がある。昔、近くにある
鎧石
に鎧を脱いだ武士が、騎馬のままこの渕に身を投げたので
武士渕
と呼ばれるようになった」とあります。
●参考までに、
伊具郡東根丸森村 風土記御用書出
によりますと
「一 よろ石川 一 水上ハ伊達御領境当村分清水峠より流出申候事 一 末水ハ当村ノ小筆甫と申所に而平松川江落合申候事」
とありました。私は読んで字の如く鎧石(よろいいし)と読んでいましたが、昔はよろ石と呼ばれていたようです。
そんなわけで悲しい伝説が残っている鎧石・武士渕に行ってきました。
なんだか訳ありな名前の橋です。「よろいいし」と読んだ方がいいのか?それとも、「よろいし」と呼んだ方がいいのか?一体どちらなんでしょう?
写真のとおり鎧石橋はそんなに長くはありません。道が狭いので気をつけて!奥の道は
経石
へ通じる道です。
武士が鎧をかけたという鎧石。なんだか不思議な形をしています。
ここが武士が騎馬のまま身を投げたと言う武士渕(さむらいぶち)。一面花崗岩でできている川で、幅は約10メートル、長さは約100メートルくらいです。
武士が身を投げた渕でしょうか?水がとても綺麗な川です。
通称ビッキ岩。ビッキとはカエルのことです。地元の方が教えてくれました。
斜め後ろから見ると本当にカエルのように見えますね。
武士渕(さむらいぶち)の近くにあった山神の碑。
筆甫・平松の経石の近くにありますが見つけるのはかなり難しいと思います。
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