亀の子石 丸森町和田
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六
十数年前、和田地区で炭焼きしていたMさんが、横に広い大きな石を見たことがあったという話を聞いて、一緒に○○石を探しに出かけました。なんせ六十数年前のことなので、念のため地区の方に聞いてから探すことに・・・
地区の方3人に聞いた結果、そのような石は見たことが無いとのことでした。残念!(※実際、私も二度ほど探しに行っていますがダメでした。ですが今でも炭焼きしていたMさんの話を信じています。)
結局、○○石はわかりませんでしたが、別な石の情報が得られました。地区の方3人に共通していたことは
「○○石はわからないけど、
亀の子石
ならわかるよ」
といっていたことでした。私が
「亀の子石はどこにあるのですか?」
と聞きましたら、
「和田分校跡(和田コミュニティセンター)の山の頂上にあるよ」
と教えて頂きました。
気になる亀の子石の特徴。
1.山の頂上には祠が祀ってあり、近くに亀の子石がある。
2.石の表面に亀の甲羅のような模様がある。
はたして、亀の子石はどんな石なんでしょうか?
亀の子石のある山
亀の子石がある山です。山の名前は不明。見たところそんなに高くないようです。右下に見える河原は五福谷川です。
右へ行くと青麻三光宮、左は亀の子石へ行く道。山を登る前に青麻三光宮を参拝していきましょう。
青麻三光宮
鳥居の柱を見ると、平成13年(2001年)3月3日に奉納されたとペンキで書いてありました。
鳥居をくぐって急な石段を登ると、赤い建物と岩場が見えてきます。手すりがあってとても助かります。
昭和十三年旧暦の四月に奉納された額。伊勢神宮参拝している絵でしょうか?うっすらと旅姿の人物と神社の屋根が描かれていました。
赤い建物の周りにある石。
赤い建物奥の岩場に祠がありました。
いざ亀の子石へ
青麻三光宮を参拝し終わり、亀の子石を目指しました。車の通ったわだちがあり、とても歩きやすい道です。
道の途中に梅が咲いていました。梅の奥に見える石は立石です。(※梅に焦点を合わせたので、立石がピンボケになってしまいました)
しばらく進むと、廃公園?が見えてきます。写真のブランコは乗るところが無いので遊べません。上にぶら下がっての懸垂は可能です。
隣に鉄棒もありました。公園内は笹でいっぱいになっており、人が訪れた形跡は全くありません。
公園の上には、道がありませんが、尾根沿いを登って行きました。この山は小学校の遠足で登る山であったそうです。
頂上に到着!
山頂に到着。頂上にはコンクリート製の祠がありました。どんな神様が祀られているかはわかりません。
この石が、地区の方が言っていた亀の子石です。
なるほど、亀の甲羅のような模様をしています。
少し離れてみると、爬虫類の頭のようにも見えます。
亀の子石から見える風景
亀の子石の向いている方向に
立石
がありました。周りの木を切ってから、立石がよく見えるようになりました。遠く離れていてもこの存在感!宮城県のパワースポットにふさわしいと思います。
遠くに見える山は、堂平山。
堂平山の手前は、
大高松の巨石群
。ここの巨石も凄いです。
う〜ん。いい風景。左に見える山は
羽山(丸森富士)
。大昔、立石と
大喧嘩
したとの伝説があります。
亀の子石と自分。
違う方向から撮影してみました。
夕方の五福谷川。水面が夕日に照らされてとても綺麗でした。
中里工業のある道路を進んで、小さな橋手前に車を駐車して登山しました。
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