夫婦石 丸森町大張
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あ
ぶくま急行に乗るといつも気になる石が夫婦岩です。
あぶくま急行に乗ったことのある方は見たことがあるかもしれません。
いつも気になっていながら、行ったことの無い夫婦岩をたずねてみました。
いろいろな文献をあたってみましたが、夫婦岩と流れ岩がごっちゃになっている事がわかりました。
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ふるさとの伝説によりますと
「昔、この地に萬平、おそでという老夫婦が住んでいた。
川で魚を捕り、山で炭焼きをして暮らしていた。
この老夫婦におけいという十六、七歳の娘がいて、そろそろ、婿でも欲しいと思っていたやさき、浜から魚を売りにくる若い男と恋仲になってしまった。娘は、魚売りがくる日を待ち兼ね、川辺の大岩の陰で逢瀬(おうせ)を楽しんでいた。それを知った老夫婦は大変に怒ってしまい、そんな男を婿にすることはできないと、男と別れることを申し渡した。二人は、がっかりして、その日のうちに家から姿を隠してしまった。その夜のこと、二人が逢い引きをしていた
大岩が大きな音をたてて二つに割れ
、中から小岩が飛び出して川下に流れて行った。
この岩を土地の人は、「流れ岩」と呼んでいる。娘と魚売りの若者は、その後も見つからず、阿武隈川に入水したのだろうと村の人々は言うようになったが、その姿はとうとう発見できずに何年かが過ぎた。がっかりした老夫婦は、自分らが反対したために不幸にしてしまった二人のために、流れ岩の上にお堂を建立し、中に観音様を祀って供養したという。
明治の中ごろ、阿武隈川が大洪水になり、この流れ岩の観音様が流された。流された観音様は、小斉で拾い上げられ、
篠崎の流れ観音
として祀られている」(ふるさとの伝説より抜粋)
伝説の中にありました、二つに割れた岩から、この地(※流れ岩じゃなくて夫婦岩のある所)を
二又(ふたまた)
と呼ぶようになったわけですが、二つに割れた大岩はどの岩を言うのか土地の人もわからないそうです。おそらく夫婦岩が二又の地区名になった石なのではないでしょうか?皆さん確かめてはいかがでしょうか?
夫婦岩探索開始
二又地区にある夫婦石。もしかするとこれが二又石かもしれません。流れ岩については
こちら
小さい方が奥さんかな?。
こっちが大きいから旦那さんかな?
しめなわが張ってあると、なんかありがたいですね。
一緒に写真を撮ってみました。
久しぶりに訪れましたら紅白の注連縄が張られていました!
久しぶりに夫婦石に訪れましたら、見事な紅白の注連縄が張られていました。
私が訪れた時は桜が満開でした。
トンネルが出来て夫婦石横の道路を通ることが少なくなりましたが、何気に絶景スポットなんですよね!
違う角度から。
以前のよりも更にありがたくなったように感じます。
石と石の間から対岸をのぞいて見ました。阿武隈急行を写すことができたら最高。更に舟下りの舟を写すことができたらラッキー。両方写すことができたら奇跡です!
国道349号線を福島方面に進みます。一番目のトンネルを通過せず、旧道を通ります。旧道をしばらく進むと夫婦石が見えてきます。
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